大林組は6月6日、宮崎県日向市において、出力約24.53MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「日向日知屋(ひゅうがひちや)太陽光発電所」が稼働を開始したと発表した。5月17日に、開所式を開催していた。
同社は、2012年に設立した大林クリーンエナジーを通じて再生可能エネルギー発電所を開発・運営しており、今回の日向日知屋のメガソーラーは、国内で開発した太陽光発電所のなかで最大規模になるという。
稼働済みの太陽光発電所は28カ所(発電所数では40カ所)・合計出力129MWとなった。
採土場だった約30万m2の土地を活用し、約9万6180枚の太陽光パネルを並べた。宮崎県は日照時間、快晴日数ともに全国トップクラスで、太陽光発電に向くとしている。
買取価格は36円/kWh(税抜き)である。
太陽光パネルは台湾モテック(Motech)製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。
大林組では、今後は、風力やバイオマス、地熱、小水力など太陽光以外の再エネ発電所の開発・運営にも積極的に取り組むとしている。