中央大学 理工学部 教授の竹内健氏のグループは、大容量で低コストの3ビット/セルの多値技術を利用したフラッシュメモリー、いわゆるTLC(triple level cell)フラッシュメモリーについて、信頼性の向上と高性能化を図る技術を開発した(図1)。読み出しに伴うエラーを85%削減し、読み出し可能な回数を6.7倍に増加させることに成功した。今回、データの特徴(アクセス頻度など)をメモリーが自動的に判別し、データを特徴別に異なるメモリー領域に格納し、最適な読み出し電圧を印加することにより、読み出しに伴うエラーの削減と読み出し可能回数の増加を可能にしている。2016年6月13~16日にホノルルで開催される「IEEE Symposium on VLSI Technology」で発表する。

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