SOLAR WARETM STATION 外観
SOLAR WARETM STATION 外観
(5.1MW AC STATION の例)(出所:TMEIC)
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 東芝三菱電機産業システム(TMEIC)は5月29日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)向けに直流1500V対応の屋内型パワーコンディショナー(PCS)と昇圧用変圧器、スイッチギヤなどをパッケージングした「SOLAR WARE STATION」を開発し、海外市場向けに販売を開始したと発表した。

 TMEICは同日付で、直流1500V対応の屋内型PCSの製品化を公表している(関連記事)。

 同社によると、「グローバル展開の進む太陽光発電市場では、エンジニアリングの効率化、建設コストの低減、 およびシステム品質の安定化に寄与するパッケージソリューションのニーズが高まっている」という。今回の製品は、こうした需要に応えたもの。

 具体的な特徴としては、「柔軟な設計による多彩なソリューション 」「工期短縮」「メンテナンスン性の高さ」を挙げている。

 基本構成は、PCSと昇圧用変圧器、スイッチギヤで、これらをコンテナに一括収納した。

 40フィートコンテナを利用し、最大で10MW容量まで構築できるという。また、昇圧用変圧器とスイッチギヤを別手配する顧客に対しては、PCS のみをコンテナに収納して提供できるとしている。