太陽電池製造・検査装置などを手掛けるエヌ・ピー・シー(東京都台東区)は5月2日、同社が製造ラインを納入した、ガーナの太陽光パネル工場が完成したと発表した。ガーナでは初のパネル工場となる。
ガーナStrategic Power Solutions社の工場で、結晶シリコン型太陽電池セル(発電素子)の生産能力は、年間30MWとなっている。3月31日に開設記念式を開催していた。今後、生産能力を拡張する予定がある。
Strategic Power Solutions社は、ガーナStrategic Security Systems International社の子会社である。
ガーナは、2020年までに国内における発電量の10%を再生可能エネルギーで賄う目標を掲げている。この実現に向け、太陽光発電が低コスト、かつクリーンな電源として期待されているとしている。