完成予想図
完成予想図
(出所:シャープ)
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 シャープと芙蓉総合リースは5月25日、宮城県で出力約13.9MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「シャープ七ヶ宿(しちかしゅく)太陽光発電所」を着工すると発表した。

 5月26日に着工し、2018年10月に完工、商業運転を開始する予定としている。宮城県刈田郡七ヶ宿町に立地する。

 発電事業者は、両社が共同で出資する特定目的会社(SPC)のクリスタル・クリア・エナジーとなる。

 売電価格は36円/kWh(税抜き)で、稼働後の年間発電量は、一般家庭約3600世帯分の消費電力に相当する、約1300万kWhを見込んでいる。

 設計・施工と稼働後のO&M(運用・保守)は、シャープが担う。

 太陽光パネルはシャープブランドのOEM(相手先ブランド製造)調達品、パワーコンディショナー(PCS)は中国・華為技術(ファーウェイ)製を採用する。

 シャープでは、太陽光パネルの供給だけでなく、国内外で170カ所・合計出力約700MW(太陽光パネル容量ベース)の太陽光発電所の施工の実績がある。