EDF EN Israel社が稼働した50MWのメガソーラー「Zmorot Solar Photovoltaic Power Plant」
（出所： EDF Energies Nouvelles）
仏EDF Energies Nouvelles（EDF EN）社は22日、同社のイスラエル現地法人EDF EN Israel社がイスラエル南部のネゲヴ（Negev）で建設していた出力50MWのメガソーラー（大規模太陽光発電所）「Zmorot Solar Photovoltaic Power Plant」が稼働したと発表した。同国では最大規模という。EDF EN社は、フランスの電力大手EDFの系列で再生可能エネルギー事業を手掛けている。
ネゲヴは砂漠気候の地域に位置しており、日照条件は太陽光発電に適している。
今回のプロジェクトでは、60ha以上の敷地にEDF EN社系列の仏Photowatt社の供給した太陽光パネル20万枚を設置した。一般的な家庭3万軒分の電力を今後20年間にわたって賄えるという。
同メガソーラーは、イスラエル政府のエネルギー政策の一環として建設されたという。同国は2030年までに電源構成に占める再生可能エネルギーの比率を17％まで引き上げるという目標を策定している。
EDF EN Israel社は、今回のメガソーラーを含め、イスラエル国内に11カ所のメガソーラーを保有・運用しており、設備容量は合計出力160MWに達するという。
