中国の太陽光パネル大手であるレネソーラ(Renesola)社は20日、トルコの再生可能エネルギー事業者であるUCK Group社と合弁で出力116MW分のメガソーラー(大規模太陽光発電所)を開発すると発表した。固定価格買取制度(FIT)を活用し、134ドル/MWhで売電する。

 両社による合弁事業に中で、レネソーラ社はメガソーラーの設計と太陽光パネルやパワーコンディショナー(PCS)の供給を担い、UCK Group社傘下のBerak Enerji社が開発と建築を担当する。

 今回の発電事業は、運用の開始後に、新規に設立される合弁会社に移管されるという。合弁会社は両社による折半出資とし、まず70MW分を2017年の早期に所有することを目指す。

 中国レネソーラ社は2005年に創業し、上海郊外の浙江省嘉興市に本社を置く。2008年に米ニューヨーク証券取引所に上場し、現在16カ国に40カ所の拠点を持つ。日本では2012年10月にレネソーラ・ジャパンを設立している。2008年以来の太陽光パネルの累積出荷量は12GWに達するという。