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認知症を“指タッピング”で早期発見

2016/05/20 18:32
近藤 寿成=スプール
指のタッピング運動に着目
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磁気センサ型指タッピング装置
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 国立長寿医療研究センターは、両手の親指と人差し指の“タッピング運動”からアルツハイマー型認知症に特有の運動パターンを抽出することに成功した。日立製作所が開発した、指タッピング運動の解析技術を活用する。認知症の早期発見につなげる狙いである。

 国立長寿医療研究センターと日立は、アルツハイマー型認知症の早期発見に向けた臨床試験を2013年に始めた。認知症の重症患者では「音に対する左右の脳の連携が遅くなる」という特徴がある。この知見を基に、同センターは日立の「磁気センサ型指タッピング装置」を使い、両手の親指と人差し指の運動を計測した。計測結果を日立の技術で解析したところ、両手の親指と人差し指のタッピング運動からアルツハイマー型認知症に特有の運動パターンを抽出できたという。

 日立は今回、計測した指タッピング運動の出力波形から、多様な特徴を捉えられる解析技術を開発。国立長寿医療研究センターに提供した。この解析技術では、磁気センサ型指タッピング装置に搭載した21個の基本特徴量に加え、二指の接触時間や両手の動作波形の類似度などに関する23個の特徴量を算出できる。

日経デジタルヘルス Special

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