老朽石炭火力は2020年代早期に停止

 昼夜を問わず高い信頼性の電力供給を維持するため、天然ガス火力は3.5GWの設備容量を追加する。これと並行して、2020年代の早期までに老朽化した石炭火力の11基を停止する。

 今後5年間にわたって50億ドルを投資し、電力網とガス管インフラの改修や刷新も行い、サービスの信頼性を確保しつつ、地元で1万人以上の雇用を維持または創出する。

 投資に関しては、省エネルギーや浪費されるエネルギーの削減などにも継続して取り組み、顧客による光熱費の節約やエネルギー管理を支援する。

 DTEエナジーのGerry Anderson会長兼CEOは、「温室効果ガスの80%削減という目標は、単に達成可能というだけではない。顧客に供給する電力の価格と信頼性を保ったままで、実現できるという結論に至った。環境と経済のどちらか一方の選択ではなく、両方とも達成できる」、と計画の実現性に自信を示している。