低圧連系する3サイトで構成する
低圧連系する3サイトで構成する
(出所:エコスタイル)
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 エコスタイル(東京都千代田区)は5月16日、「エコの輪太陽光発電ファンド第6号」の募集を開始したと発表した。同ファンドは、連系出力50kW未満の低圧配電線に連系する太陽光発電所3サイトで構成した「低圧ミックス型ファンド」という。

 商法535条に基づく匿名出資で、募集金額は1口10万円で総額4500万円、5年間の運用期間で、目標利回り(IRR:内部収益率)は5.7%(税引き前)となっている。

 ファンドを構成する3サイトの概要は、以下となる。千葉県多古町のシステム1は、パネル容量47.58kW、買取価格29円で、パネルはインリーソーラー、パワーコンディショナー(PCS)はパナソニック製。栃木市のシステム2は、パネル容量80.52kW、買取価格27円で、パネルはCSUNソーラー製、PCSはSMAソーラーテクノロジー製。また、佐賀県みやき町のシステム3は、パネル容量60.32kW、買取価格27円で、パネルとPCSはエクソル製となる。

 エコスタイルでは、「2016年度の買取価格が24円/kWhに決定されるなか、太陽光発電への投資はマイナスイメージがあるが、設備費用や施工費用を抑えることで、まだまだ高利回りが確保できる投資商品を提供できる」としている。

 同社は、これまで買取価格30円台/kWhまでのサイトを含んだファンド商品を開発してきたが、今回は20円台のサイトだけで、予定利回り5%以上となるファンドを開発した。