インドの再エネ事業者であるReNew Power社は17日、同社と中国の太陽光パネル大手であるハレオンソーラー(Hareon Solar)社の合弁会社が2サイト合計で72MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働したと発表した。

 メガソーラーを設置したのは、アーンドラ・プラデーシュ州のカルヌール(Kurnool)とプラカーシャム(Prakasam)の2県である。年間に1億1500万ユニットの電力を生み出し、それぞれ132/33kVのAdoni変電所と132/33kVのCumbum変電所に連系されている。

 このメガソーラーのプロジェクトは、2014年11月に実施された競争入札の一環という。入札を実施したのは、同州で配電を行う電力事業社のSouthern Power Distribution Company Limited of Andhra Pradesh(APSPDCL)とEastern Power Distribution Company Limited of Andhra Pradesh(APEPDCL)である。

 同州で採択された合計619MWの太陽光発電プロジェクトの中で、今回のプロジェクトは最初に連系され稼働したメガソーラーとなる。

 発電した電力は、APSPDCLとの間で締結された25年間の電力購入契約(PPA)に基づいて売電される。メガソーラーの建設では、ハレオンソーラー社製の多結晶シリコン太陽光パネルを採用している。