Webサイトやシステム・アプリケーションの開発などを手掛けるフォー・クオリア(東京都渋谷区)は5月16日、山口県宇部市において、出力約1.3MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「東岐波太陽光発電所」が完成したと発表した。5月15日に、開所式を開催した。

 同社と、親会社である日本エンタープライズなどによる合弁会社、山口再エネ・ファクトリー(山口県宇部市)が発電事業者となる。

 山口再エネ・ファクトリーの出資比率は、日本エンタープライズが38.27%、フォー・クオリアが12.35%、その他の株主が49.38%となっている。

 東岐波太陽光発電所を基盤として、太陽光発電とITを活用した地域活性化の取り組みを推進するとしている。

 今回のメガソーラーは、宇部市東岐波地区にある、敷地面積が約2万4320m2の土地に立地する。投資額は約4億円で、5012枚の太陽光パネルを並べた。

 年間発電量は、一般家庭約430世帯の消費電力に相当する量を見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、協和エクシオが担当した。太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。