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メガソーラーの連系を簡略化、日立産機が多巻線変圧器の新製品

  • 加藤 伸一=日経BP総研 クリーンテック研究所
  • 2017/05/16 13:42
  • 1/1ページ
多巻線変圧器の外観
(出所:日立産機システム)
[画像のクリックで拡大表示]
変圧器だけでなく、系統側設備や配線も減らすことができる
(出所:日立産機システム)
[画像のクリックで拡大表示]

 日立産機システムは5月15日、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の連系設備を簡略化できる多巻線変圧器の販売を開始すると発表した。6月1日に販売を開始する。

 一般的な変圧器は、パワーコンディショナー(PCS)ごとに1台を接続する。これに対して、今回の多巻線変圧器は、1台に3台のPCSを接続できる。

 これによって、約20%の省スペース化による有効活用のほか、工期の短縮、初期投資の低減に寄与すると強調している。

 例えば、PCSを3台設置する太陽光発電システムの場合、今回の多巻線変圧器を使うことで、まず変圧器が3台から1台に減らせる。

 さらに、多巻線変圧器が1台に減っていることから、多巻線変圧器の出力先となる系統側設備も、3台から1台に減らせる。多巻線変圧器と系統側設備の間を接続する配線も減ることになる。

 2000kVA・50Hz対応機の場合、高圧側が22kV、低圧側が360V、寸法は2590mm×2440mm×2650mmで、重量が9900kg、待機電力を指す無負荷損は4000W、負荷損が2万1800W、短絡インピーダンスが667kVA基準時で6.60%となっている。

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