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「3電池+V2H」で電気と水を完全自給、TOKAIが実証住宅

商用電力と水道を利用せず年間14万円の経済メリット

2017/05/13 23:44
工藤宗介=技術ライター、金子憲治=日経BP総研 クリーンテック研究所
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「OTSハウス」外観イメージ
(出所:TOKAIホールディングス)
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「3電池システム」と「V2H」を組み合わせる
(出所:TOKAIホールディングス)
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雨水を貯めて浄化・循環利用する
(出所:TOKAIホールディングス)
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電気代と水道代がゼロになる
(出所:TOKAIホールディングス)
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 TOKAIホールディングスは、太陽光とLPガス、雨水を利用し、電気と水を完全自給する実証住宅「OTSハウス」を静岡県島田市に建設する。太陽光発電と蓄電池、燃料電池で電気を賄い、雨水の循環利用により生活水を自給自足する。

 OTSハウスは「On the Spot」=「そこにいるだけで守られる家」を意味する。4月27日に着工し、7月末に建物が完成して初期実証を開始。10月に竣工して、公開する予定。

 同社のほかグループ企業のTOKAI(静岡市)、TOKAIコミュニケーションズ(静岡市)、東海ガス(静岡県焼津市)、TOKAIケーブルネットワーク(静岡県沼津市)が共同で取り組む。

 屋根上に設置する太陽電池に加え、燃料電池コージェネレーション(熱電併給)システム(「エネファーム」)、定置型蓄電池による「3電池」連携システム(設置容量5.62kW、年間平均発電量15.4kWh/日)と、太陽光発電と電気自動車(「リーフ」)の連動によるV2H(Vehicle to Home)システム(設置容量4.28kW、年間平均発電量11.7kWh/日)の2系統を組み合わせる。商用電力を必要としない「電気の完全自給自足」を実現する。

 また、雨水を貯留し、浄化システムによって生活用水に利用する。さらに、生活の中で排出される排水も、一部を再浄化して生活用水として循環利用する。この生活用水の循環利用サイクルの確立により、年間を通じて雨水のみで生活用水(1日約800~900リットル)を賄う、上下水道を必要としない「水の完全自給自足」を実現する。

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