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新型がん治療薬の副作用対策、全国医師にオンラインで

九州大学病院とメドピアが情報提供

2017/05/11 09:53
大下 淳一=日経デジタルヘルス
MedPeer内専用ページのイメージ
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 メドピアと九州大学病院は2017年5月、がんの新型治療薬(免疫チェックポイント阻害剤)を安全に使用するための副作用対応策に関する連携を始めた。九州大学病院が取りまとめる副作用対応策の情報を、メドピアの医師専用コミュニティーサイト「MedPeer」内で提供する。

 ここにきて、がんの新型治療薬として、オプジーボ(一般名:ニボルマブ)やキイトルーダ(一般名:ペムブロリズマブ)などの免疫チェックポイント阻害剤が注目を集めている。患者自身の免疫機能に働きかける新しいタイプのがん治療薬で、一部の患者には高い治療効果を示す。一方、従来のがん治療薬とは異なる作用機序を持つことから、これまでのがん治療薬では想定できなかった副作用が発生しており、既存の副作用対応策だけでは不十分という課題がある。

 九州大学病院は、免疫チェックポイント阻害剤を用いた症例実績が豊富で、呼吸器科教授の中西洋一氏を中心に、複数の診療科・職種横断で連携した「免疫チェックポイント阻害薬適正使用委員会(通称 チームiCI)」を設立。実践的な副作用対応策を取りまとめる取り組みを行っている。

 今回の連携では、MedPeer内に専用ページを開設し、九州大学病院が作成する副作用対策ガイドラインや患者向けの副作用確認シートを提供する。作成に携わる医師や薬剤師による解説動画を、MedPeerの医師会員が参照できるようにもした。チームiCIの先進的な取り組みをMedPeer内で全国の医師が参照できるようにすることで、免疫チェックポイント阻害剤を用いた症例が少ない病院においても、安全に薬を使用できるように支援する。

日経デジタルヘルス Special

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