太陽光パネルメーカーのソーラーフロンティア(東京都港区)は5月9日、タイにおいて、シェルグループの本部ビルに自社製太陽光パネルが設置されたと発表した。
昭和シェル石油の100%子会社であるソーラーフロンティアならではの採用例といえ、日本では、昭和シェル石油系列のサービスステーション(給油を中心とするサービス拠点)などに導入されている。
タイのシェルグループ本部ビルでは、2棟の屋根上に出力119.68kW分のCIS化合物型パネルが設置された。施工は、現地の太陽光発電のEPC(設計・調達・施工)サービス専業企業、エナジープロが担当した。
年間発電量は、17万9479kWhを見込んでいる。発電電力は、すべて自家消費する。
タイのシェルグループは、2016年に2カ所のサービスステーションの屋根上を活用し、太陽光発電システムを導入しており、今回の本部ビルへの導入は、これに続くものとしている。