にかほ市の出力約13MWのメガソーラー
にかほ市の出力約13MWのメガソーラー
(出所:BCPGジャパン)
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 タイ系の太陽光発電開発・運営事業者であるビーシーピージージャパン(BCPGジャパン:東京都港区)は3月8日、秋田県にかほ市で稼働中の出力約13MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「AKITA NIKAHO発電所」のO&M(運用・保守)業務の一部を委託する契約を、ヌノタニ(秋田県秋田市)と調印した。

 ヌノタニは、地元で総合設備業を手掛ける企業。太陽光発電所の施工も手掛けている。

 にかほ市のメガソーラーは2016年7月に売電を開始している(関連コラム)。

 同メガソーラーのO&Mを担っている、ビーシーピージーエンジニアリング(BCPGエンジニアリング)との間で契約を締結した。BCPGエンジニアリングは、BCPGジャパンのO&M子会社である。

 ヌノタニに委託したのは、メガソーラーの発電設備や連系設備の定期点検の補助である。

 メガソーラーの電気設備の電気保安管理業務は、発電事業者であるSPC(特定目的会社)「にかほ太陽光発電所合同会社」の専任の電気主任技術者が担当している。

 専任の電気主任技術者による発電設備や連系設備の定期点検の業務を、今後、ヌノタニが補助する。

 BCPGジャパンによると、同社が運営中のメガソーラーで、O&M関連の契約を地域の企業と結ぶのは初めてとしている。