自然電力が開発から手掛けた鹿児島県内の太陽光発電所
（出所：日経BP）
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再生可能エネルギー開発を手掛ける自然電力（福岡市）は3月31日、「ケネディクス自然電力ファンド」の第2号および第3号案件として、4件の太陽光発電所への投資を決定したと発表した。
「ケネディクス自然電力ファンド」は、自然電力とケネディクスが3月31日に共同で設立、運用することに合意したファンド。今回投資を決定した4件の太陽光発電所は、全て鹿児島県に所在する。
ケネディクスが組成したKSF2合同会社およびKSF3合同会社への出資に関する契約を、同ファンド投資家との間で締結した。
4件のうち、KSF2合同会社が投資を決定した3件の太陽光発電所は出力合計が約6.97MW。現在、建設中で、2018年11月に運転を開始する予定。また、KSF3合同会社が投資を決定した太陽光発電所は出力約12.56MWで、2016年8月に運転開始し、現在稼働している。合計で出力約19.5MWとなる。
いずれも、セカンダリーマーケットから物件情報を入手した案件。自然電力が開発したプロジェクト以外への投資は、同ファンドとして初めてという。採用した設計・施工した事業者、採用した太陽光パネル、パワーコンディショナー（PCS）の製造企業は非公開としている。
O&M（運営・保守）サービスは、全てjuwi（ユーイ）自然電力オペレーション（東京都文京区）が受託する。
