ゴルフ場だった土地に出力13.68MWのメガソーラーを設置
ゴルフ場だった土地に出力13.68MWのメガソーラーを設置
(出所:Pattern Energy Group社)
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 米国の再生可能エネルギー関連事業者であるPattern Energy Group社は4月26日、島根県において、出力約14MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Kanagi Solar photovoltaic power facility」が完工したと発表した。

 再エネ開発事業者であるグリーンパワーインベストメント(東京都港区)と共同で開発した。米ゼネラル・エレクトリック(GE)の投資会社であるGEエナジー・ファイナンシャル・サービスも、プロジェクトに出資している。

 浜田市金城町今福にある、ゴルフ場だった土地を活用した。敷地面積は、約26万3000m2となっている。

 年間発電量は、一般家庭約2500世帯分の消費電力に相当する量を見込んでいる。発電した電力は、全量を中国電力に売電する。

 施工と運転の管理は、グリーンパワーインベストメントが担当している。太陽光パネルは京セラ製を採用し、京セラの子会社である京セラソーラーコーポレーション(京都市)を通じて調達した。施工とO&M(運用・保守)は、京セラコミュニケーションシステム(京都市)が担当している。

 Pattern Energy Group社とグリーンパワーインベストメントは、国内で合計出力1000MW(1GW)の再エネ発電所を共同で開発する計画を持っている。今回の金城町のメガソーラーは、千葉県富津市の出力約42MWの案件に次いで、2カ所目の稼働となった。

 近い将来、風力発電所の建設も計画しているという。