日経テクノロジーオンラインは、ゴールデンウイーク(GW)特別企画として、本サイトの登録会員のうち、自動車メーカーの部長クラス以上が閲覧した2016年4月の月間記事ランキングをまとめてみた。自動車メーカーの幹部が何に関心があるのか、GWの休暇中に確認してみては・・・。
1位:日本の自動車メーカー、勝ち筋のシナリオ
日本の自動車産業における最大・最強のライバルがドイツ勢であることは当面間違いない。一方、ミクロな事業・商品軸で分析すると、全体としては日本勢もドイツ勢に対して決して一方的に劣位にあるわけではない。それでは、ドイツ勢に対する優位性確保に向けて日本勢の採るべきアプローチとは何か。
2位:デンソーはなぜ工場のIoT活用を急ぐのか
世界130工場、15万人の知恵を「つなげる」ことで、2020年までに生産性を2015年比で30%高める――。今、デンソーは圧倒的な競争力を持つ「ダントツ工場」の構築を急速に進めている。その中核技術として同社が位置付けているのは、IoT(Internet of Things)だ。
3位:注目集まる「燃料改質エンジン」とは何か
次世代の自動車エンジン技術として、注目が高まっているのが燃料改質です。日本の大手自動車メーカー各社が力を注ぎます。自動車エンジンの今後の進化を支える重要技術になる可能性を秘めます。詳細を、「日経Automotive」の4月号で紹介しました。燃料改質エンジンとは、自動車燃料を改質して別のものに変え、燃えやすくするもの。多くの手法がかねて提案されてきましたが、最近注目を浴びるのが燃料を水素に変えて、EGR(排ガス再循環)と組み合わせる手法です。