リソル生命の森における「大学連携型CCRC」の概念図
リソル生命の森における「大学連携型CCRC」の概念図
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リソル生命の森(千葉県長柄町)の全景イメージ
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 千葉大学、千葉県長柄町、リゾートソリューショングループの三者は、リゾートソリューショングループが運営する「リソル生命の森」において、本格的なスポーツレクリエーション施設を備えた「大学連携型CCRC」の事業化推進に合意。2016年4月25日付けで、三者の連携に関する発表を行った。

 リソル生命の森は都内から約1時間でアクセスでき、国内最大級の多世代交流型リゾートコミュニティーを形成している。総面積約100万坪(東京ドーム約70個分)の広大な敷地内に、別荘や分譲マンション、戸建住宅とともに、ゴルフ場、ホテル、スポーツジム、天然鉱石風呂、レストラン、クリニックなどの多彩な施設を備える。

 今回の大学連携型CCRCは、国が推進する「生涯活躍のまち(日本版CCRC)」構想に、千葉大学の「知的財産と機能」(生涯学習など知的満足度の向上や予防医学・健康や環境に配慮したまちづくりなど)と、リソル生命の森が有する「緑豊かな自然環境や本格的なスポーツレクリエーション施設」を加えようというもの。ここに長柄町は、高齢者の住み替え支援や地域住民との交流、地域医療機関の連携など「地域社会との協働」を提供していく。

 今後のスケジュールとしては、2016年度と2017年度でマーケティング調査とグランドデザインの策定を実施。住居などの販売は、2018年度からを予定する。また、居住者の“継続的なケア”を実現するため、2018年度には介護事業への進出も計画する。