佐賀相知太陽光発電所
佐賀相知太陽光発電所
(出所:伊藤忠商事、九電工)
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 伊藤忠商事と九電工が共同出資する特定目的会社(SPC)佐賀相知ソーラー(佐賀県唐津市)は、佐賀県で最大規模となる出力約21MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「佐賀相知太陽光発電所」を建設し、4月24日に竣工式を開催した。

 唐津市相知町の林地を含む約32万m2の土地に太陽光パネル7万5144枚を設置し、4月から商用運転を開始した。年間発電量は約2400万kWhを見込む。これは一般家庭約4200世帯分の電力消費量に相当し、約1万1000tのCO2削減効果を見込んでいる。

 太陽光パネルは韓国・ハンファQセルズ製、パワーコンディショナー(PCS)は東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用した。EPC(設計・調達・施工)およびO&M(運用・保守)サービスは九電工が担当する。発電した電力は九州電力に売電する。