分散型の電力貯蔵システム向けに電池パックの出荷を開始
分散型の電力貯蔵システム向けに電池パックの出荷を開始
（出所：エリーパワー）
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　Liイオン蓄電池やエネルギー貯蔵システムを手掛けるエリーパワー（東京都品川区）は4月22日、米エンフェーズ・エナジーの分散型電力貯蔵システム向けに、電池パックの出荷を開始したと発表した。

　2015年9月に、供給契約を締結していた。エンフェーズ・エナジーは、分散型の電力貯蔵システム「Enphase AC Battery」に、エリーパワーの電池パックを組み込む。

　エンフェーズ・エナジーは、「Enphase AC Battery」の販売を、2016年夏にオーストラリアではじめる。その後、ニュージーランド、欧州、北米などへ販売する地域を拡大していく予定としている。

　エリーパワーは、今回の出荷開始に向け、米国の安全規格認証「UL1642」の取得や川崎事業所の生産能力の増強などを進めてきた。