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 ハート・オーガナイゼーションは、医師向け医療技術の情報共有クラウドサービス「e-casebook」(イー・ケースブック)に、症例検討を目的としたオンラインフォーラム機能を追加、2018年4月12日にサービス提供を始めた。共有した画像への書き込みやチャット機能などを使用しながら、院外の医師同士がオンラインで症例検討ができる。フォーラム参加費は、月額1000~2000円(税別)。

 サービス名は、e-casebook 「Forum」。e-casebookに登録した医師は、関心のあるフォーラムに参加申請し主催者から承認されれば、フォーラム内の症例検討やディスカッションに参加することができる。また、主催者はメンバーから参加費を徴収することが可能だ。

 従来、e-casebookで提供してきた機能の医療用画像・動画のアップロード、画像への書き込み機能、チャット形式での議論などが利用でき、マルチデバイスに対応している。また、アップロードしたデータ中の個人情報は自動的に削除される。

 当面は、著名な専門医によるフォーラムを開催することで同サービスの認知度向上と登録促進に行う。2018年10月には、誰でもフォーラムを主催できる運用に移行する予定。同年12月までに50フォーラム、2019年12月までに3万人の医師の登録を目指すという。