太陽光パネル大手の中国ジンコソーラー(JinkoSolar)社は18日、China Resources Power Investment Company Limited(China Resources Power社)に対してメガソーラー(大規模太陽光発電所)3カ所で使用する49MWの太陽光パネルを供給すると発表した。

 China Resources Power社は、国営企業であるChina Resources (Holdings) Company Limitedの子会社で、香港証券取引所に上場している。同社は太陽光や風力といった再生可能エネルギーによる発電事業などを行っている。

 ジンコソーラー社のXiande Li会長は、「中国の統合型エネルギー事業者であるChina Resources Power社に太陽光パネルを供給でき、喜ばしく思う」と述べている。

 中国の太陽光発電市場は近年、急速に成長してきた。2015年には太陽光発電の累積設備容量で中国が世界トップとなっている。

 今後も「新5カ年計画」の期間中、中国の太陽光発電市場は高い成長性を維持すると期待されている。ジンコソーラー社は「全体的な技術力やコアの競争力を引き続き改善すると同時に、定評のある再エネ開発事業者との緊密な協力関係を維持することで中国市場における主導的な地位を維持したい」(Xiande Li会長)としている。