タニタは、スマートフォン向け健康管理アプリ「ヘルスプラネット」について、2016年4月18日からApp Storeで新バージョンの配信を始めた(プレスリリース)。米Apple社の健康管理用アプリ「ヘルスケア」とのデータ連携機能を実装した。

 タニタの通信機能付き体組成計で測ったデータを、Apple社のヘルスケア上で一元管理できる。例えば、測定した体重や体脂肪率をヘルスケア上で時系列的に記録したり、グラフ表示したりできる。

 ヘルスケアはiOS8.0以上のiPhoneに標準搭載され、健康やフィットネスの情報を1カ所で集中管理できるアプリ。ユーザーはヘルスケアを通じ、自身の情報にアクセス可能な連携アプリを選ぶことが可能だ。

 個人向けのほか、タニタが全国の自治体や企業に提供している集団健康づくりサービス「タニタ健康プログラム」においても、ライトユーザー向けパッケージとして提供する。歩数を測るデバイスとしてiPhoneを活用しつつ、通信機能を持つ体組成計や血圧計を業務用計測機器に代えて使用できるようにする。