新型「ミニコンバーチブル」
図1 新型「ミニコンバーチブル」
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超音波センサーを合計8個取り付けた
図2 超音波センサーを合計8個取り付けた
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縦列駐車が可能な場所を探しているところ
図3 縦列駐車が可能な場所を探しているところ
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図3 縦列駐車が可能な場所を探しているところ

 ドイツBMW社が2016年3月に日本で発売した小型オープンカーの新型「ミニコンバーチブル」は、自動駐車支援システム「パーキング・アシスト」をオプションで搭載した(図1)。苦手意識を持つ人が多い縦列駐車を支援するものである。並列駐車には対応していない。

 新型ミニコンバーチブルには、フロント・リアのバンパーの左右に、合計で8個の超音波センサーを搭載している(図2)。運転者が専用ボタンを押すと、これらのセンサーを使って縦列駐車が可能な場所をシステムが自動で探す(図3)。駐車できる場所が見つかると、その場所をディスプレーに表示して運転者に知らせる。

 次に、運転者がシフトレバーを操作して「後退」のポジションに入れると、システムがステアリングを自動で操舵して縦列駐車を支援する。システムが制御するのはステアリングだけで、アクセルやブレーキは運転者が操作する。