太陽光パネル大手、カナディアン・ソーラーは12日、中国のメガソーラー(大規模太陽光発電所)2件、設備容量の合計で約69.5MWを、中国Shenzhen Energy Nanjing Holding社に売却したと発表した。

 Shenzhen Energy Nanjing Holding社は、国営の発電事業会社Shenzhen Energy Group社の系列会社である。再生可能エネルギーと従来型エネルギーの両分野でプロジェクトの投資、建設、運用などを手掛けている。

 発電事業の売買取引はカナディアンの子会社であるCSI New Energy Holding社を通じて3月に完了しており、売却価格は約6億8710万元(約108億円)。

 カナディアン・ソーラーのShawn Qu会長兼CEOは、「中国や他の国で稼働中の太陽光発電所による収益化は極めて順調に進んでいる。Shenzhen Energyは重要な戦略パートナーであり、強固な提携関係を今後もさらに拡大していきたい」と述べている。