日本アジア投資は3月31日、三重県伊勢市において、2カ所のメガソーラー(大規模太陽光発電所)の建設を開始し、1カ所のメガソーラーが完工したと発表した。
いずれも、日本アジア投資が出資している太陽光発電開発会社である、リニューアブル・ジャパン(東京都港区)と協業して開発している。
着工した2カ所は、伊勢市柏町に立地する出力2.1MWの「伊勢市柏町赤目太陽光発電所」と、同0.9MWの「伊勢市柏町岡山太陽光発電所」である。稼働後の年間発電量は、合計で一般家庭約1090世帯分の消費電力に相当する、約382万kWhを見込んでいる。いずれも売電価格は32円/kWh(税抜き)で、中部電力に売電する。
完工したメガソーラーも、同じ柏町に立地する。出力2.01MWの「伊勢市柏町西ノ野太陽光発電所」で、総工費の約7億円は、手元資金と金融機関からのプロジェクトファイナンスによる融資で賄った。
売電価格は32円/kWh(税抜き)で、中部電力に売電する。
3カ所とも、太陽光パネルは中国インリー・グリーンエナジー・ホールディング製、パワーコンディショナー(PCS)は日新電機製を採用した。