二つのメガソーラーを稼働
二つのメガソーラーを稼働
「まんのうソーラーウェイ」(左)と「東野崎ソーラーウェイ」(右)(出所:日本アジアグループ)
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 日本アジアグループは3月24日、グループ会社のJAG国際エナジー(東京都千代田区)が、香川県に出力約2.0MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「まんのうソーラーウェイ」が竣工したと発表した。

 香川県仲多度郡まんのう町に立地し、町が所有する公園の跡地(敷地面積:約3万m2)を太陽光発電用地として活用した。発電した電力は、すべて四国電力へ売電する。

 太陽光パネル出力の約2.0MWに対して、パワーコンディショナー(PCS)出力は1.75MWとなっている。年間発電量は、一般家庭約580世帯の消費量電力に相当する、約210万kWhを見込んでいる。

 EPC(設計・調達・施工)サービスは、四電工が担当した。O&M(運用・保守)は、グループ会社のJAGパワーエンジニアリングが担当している。

 太陽光パネルは、中国インリー・グリーンエナジー・ホールディング製を採用し、杭基礎を使って7504枚を設置し、設置角は10度とした。

 PCSは、東芝三菱電機産業システム(TMEIC)製を採用し、出力500kW機を3台、同250kW機を1台導入した。

 日本アジアグループは3月25日にも、JAG国際エナジーが、岡山県玉野市に出力約4.0MWのメガソーラー「東野崎ソーラーウェイ」が竣工したことを発表した。

 東野崎ソーラーウェイは、太陽光パネル出力の約4.0MWに対して、PCS出力は3.0MWとした。年間発電量は、一般家庭約1300世帯の消費量電力に相当する、約490万kWhを見込んでおり、全量を中国電力に売電する。

 EPCサービスとO&Mは、まんのう町の案件と同じように、四電工とJAGパワーエンジニアリングが担っている。

 太陽光パネルは、京セラ製を採用し、置き基礎を使って1万5568枚を設置し、設置角は10度とした。PCSは、日立製作所製を採用した。