運転を開始した「KEN那須烏山太陽光発電所」
運転を開始した「KEN那須烏山太陽光発電所」
 (出所:ケン・コーポレーション)
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 ケン・コーポレーション(東京都港区)は4月5日、栃木県那須烏山市に「KEN那須烏山太陽光発電所」が運転を開始したと発表した。出力28.8MWの特別高圧送電線に連系するメガソーラー(大規模太陽光発電所)で、同社が着工した太陽光発電所では最大規模となる。4月21日に発電所の現地で竣工式を開催する予定。

 ゴルフコースの跡地を活用した。EPC(設計・調達・施工)サービスは、九電工が担当し、約11万5000枚の太陽光パネルを設置した。太陽光パネルとパワーコンディショナー(PCS)は、日本企業製のものを採用した。

 同社とグループ会社は、東京電力管内で出力合計68MW 分の太陽光発電所の建設を手掛けている。このうち、群馬県吾妻郡嬬恋村、茨城県日立市と今回、稼働した那須烏山市の計6サイト、出力合計約38MW 分が運転を開始した。

 嬬恋村では、4サイト(合計出力6.8MW)が2015年に稼働したほか、2017年5月に5サイト目となる1.2MWのメガソーラーが運転を開始する予定。また、日立市では、2015年10月に稼働した2.4MWのメガソーラーのほか、出力28.8MW のメガソーラーの建設を計画している。2018 年春の運転開始を目指す。