デジタルヘルスベンチャーのFiNCは、福岡市の照葉・アイランドシティ「健康未来都市」実行委員会(愛称:実行委員会「健康TERIHA」)との連携を発表した。今回の連携では、同社が法人向けウェルネス経営サービス「FiNC for Business」などで培ってきた知見を生かし、ICTを活用した住民の健康増進サポートを推進する。

 福岡市のアイランドシティは、将来を見据えた新しいまちづくりを展開するため、先進的な住環境の整備や都市活力を支える新しい産業の集積などを進めている人工島。福岡市は、このアイランドシティにおける都市づくりの目標や事業化のプロセスなどを盛り込んだ「ふくおか健康未来都市構想」を2003年6月に策定。生涯を通じて誰もが健康で生き生きと暮らせる健康未来都市づくりに、「生活」と「産業」の両面から取り組んでいる。

 この取り組みの一環として、2017年3月28日に設立されたのが、地域住民と企業で構成する照葉・アイランドシティ「健康未来都市」実行委員会である。住民の健康づくりをテーマに、地域住民や企業などが一体となった先進的なまちづくりの先行モデルを目指している。