COFCOコカコーラ社が5.5MWメガソーラーを河北省石家荘の工場に設置
COFCOコカコーラ社が5.5MWメガソーラーを河北省石家荘の工場に設置
(出所: Asia Clean Capital)
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 中国のAsia Clean Capital(ACC)社は4月5日、COFCO Coca Cola Beverages(以下、COFCOコカコーラ)社が河北省石家荘で操業中の飲料工場の屋根上などに出力5.5MWの太陽光発電システムを設置し、工場に電力を供給することで両社が合意したと発表した。

 両社の合意の下で、ACC社は太陽光発電の全設備に投資し、設計、建設から、長期にわたる保守・運営までを担当するという。太陽光パネル大手の中国インリー・グリーンエナジー・ホールディング社が本プロジェクトのEPC事業者として指定される見込みである。

 メガソーラーで発電した電力は、系統網の電気代よりも安い価格でCOFCOコカコーラ社に供給され、工場の事業コストを確実に削減するという。

 温室効果ガスに関しては約15万5728t、ガソリン換算で6600万lの排出量をシステム稼働期間にわたって削減できるとしている。

 ACC社は中国全土で大手企業を顧客としてクリーン・エネルギー事業を手掛けており、需要家の敷地に発電設備を設置して電気を供給するオンサイト発電型の太陽光発電プロジェクトを得意とする。1~12MW程度の電力需要がある大規模な工場や産業施設に太陽光発電設備を設置し、電力会社より安い電気を供給し、成長している。