NTTドコモは、スマートフォン向けポータルサイト「dマーケット」の新サービスとして、利用者の健康をサポートする「dヘルスケアパック」と、スマートフォンアプリ「歩いておトク」を2016年4月19日から提供開始する。同年3月31日に東京都内で開かれた説明会で、その詳細が発表された。

 dヘルスケアパックは、既存の「カラダのキモチ」「からだの時計 WM」「Runtastic for docomo」に新サービス「歩いておトク」をプラスした4サービス12アプリを、月額500円(税抜)で利用できるパックサービス。NTTドコモが提供する他のサービスと同様に、契約初回の31日間は無料で利用可能だ。

 歩いておトクは、ドコモ・ヘルスケアとDeNAライフサイエンスが共同で開発したアプリ。スマホを持ち歩くことで歩数を計測できるほか、ゲームのように楽しんだりポイントを貯めたりできる仕組みも組み込まれている。同アプリ単体では月額300円(税抜)となる。

スマートフォンアプリ「歩いておトク」の画面イメージ
スマートフォンアプリ「歩いておトク」の画面イメージ
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 歩いておトクの特徴は大きく4つ。第1は、dポイントが貯まる機能。歩数に応じてdポイントがもらえるほか、ログインするだけでも貯めることが可能。「毎日7000歩以上歩くとともにログインもすれば、1カ月で500ポイント程度が貯まる設計になっている」(ドコモ・ヘルスケア 代表取締役社長の和泉正幸氏)。dポイントは1ポイント=1円相当となるため、しっかり歩いて利用すれば月額利用料には達するというイメージだ(関連記事:「8000歩/20分」でTポイント、スマホに実装)。

 第2は、世界中の観光スポットを歩数に応じて巡るバーチャル散歩。京都やハワイ、パリ、ニューヨーク、ローマなど多数のツアーを用意し、観光スポットの解説や写真も見ることができる。

 第3は、日々の歩数や消費カロリーをグラフで確認できるデータ管理機能。第4は、ムーヴバンドとの連携と連携利用によるポイントアップとなる。