SolarView Air 出力制御対応版の概要
SolarView Air 出力制御対応版の概要
(出所:コンテック)
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 コンテックは3月28日、パワーコンディショナー(PCS)の出力制御機能を搭載した太陽光発電監視システムの新パッケージ「SolarView Air 出力制御対応版」を開発したと発表した。4月3日から受注および出荷を開始する。価格はオープン。

 発電所に設置する計測機器と3G回線、遠隔監視のクラウドサービスをワンパッケージにした太陽光発電監視システム製品「SolarView Air」をベースに、PCSの出力制御機能を新たに搭載した。

 電力サーバーから出力制御カレンダーを自動取得し、PCSに対して出力制御の指示を行う。また、出力制御カレンダーの有無やPCSの状態変化などを電子メールで通知するため、発電所の状態を正確に把握できる。最大40拠点の監視に対応する。

 既設のSolarViewシリーズからのアップグレード用パッケージも用意し、コストを抑えて導入できる。いずれのパッケージも現地での出力制御機能の正常動作確認(現地試験調整)した上での引き渡しとなる。

 また、性能維持のためクラウドサービスとオンサイト保守サービスとの契約が必須となる。いずれも年間契約となる。