秋田県仙北市の門脇光浩市長は、ドローンに関する国際カンファレンス「ジャパンドローン2016」(2016年3月24日~26日、千葉県・幕張メッセ)で、「開発用テストフィールドと国家戦略特区」と題して講演した(図1、2)。

図1 ジャパンドローン2016
図1 ジャパンドローン2016
展示会も併催された(千葉県・幕張メッセ)。
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 国家戦略特区は、特定の地域で規制緩和を積極的に進めて新たな産業を掘り起こそうとする政府の試み。仙北市は『「農林・医療の交流」のための改革拠点』特区として、2015年に国から指定を受けている。また、ドローン、自動運転、遠隔医療などの近未来技術実証特区としても認定されており、2015年7月19日には同市内の田沢湖スキー場で「ドローン自動飛行デモンストレーション」が開催された。小泉進次郎・前内閣府政務官らが参加したこともあり、その模様は多くのメディアで報道された。

図2 秋田県仙北市の門脇光浩市長
図2 秋田県仙北市の門脇光浩市長
「ドローンバレー」として最先端産業を育成して行きたいと講演。
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