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酒気帯び状態ではエンジンを始動させない

日立と本田技術研究所が小型アルコール検知器を試作

  • 高田 隆
  • 2016/03/24 15:49
  • 1/2ページ
図1 試作した小型アルコール検知器
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図2 高密度で微細な櫛型の電極を開発
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図3 3種類のガスを測定し、エタノールの検出精度を高めた
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 日立製作所とホンダは2016年3月24日、スマートキー対応の小型アルコール検知器を試作したと発表した。日立と本田技術研究所が共同開発したもので、運転者が酒気帯び状態であることを検知すると、エンジンを始動できないようにする。両社は同検知器によって、飲酒運転による事故の防止に寄与できると見る(図1)。

 試作した検知器は、人間の呼気に含まれる飽和水蒸気を検知するセンサー(飽和水蒸気センサー)を搭載している。同センサーは絶縁性のセラミックスを電極で挟んだ構造をしている。息を吹きかけると呼気中の水蒸気が絶縁性のセラミックスに吸着され電極間に流れる電流が変化する現象を利用して、人間の呼気かどうかを数秒で認識できる(図2)。

 電極の形状を微細な櫛型にして5mm程度に長くし、電極間の距離を20~30μm程度に短くすることで、センサーとしての感度を向上させた。同センサーは息を吹きかける際にマウスピースを使わないタイプでありながら、マウスピースを使う従来のセンサーに比べて感度は10倍に向上した。センサーの大きさは、従来の車載型検知器向けセンサーの1/50に小型化した。

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