兵庫県三田市で出力5.2MWのメガソーラーを稼働
兵庫県三田市で出力5.2MWのメガソーラーを稼働
(出所:上海電力日本)
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 中国の国営系の電力会社である上海電力の日本法人、上海電力日本(東京都千代田区)は3月17日、兵庫県三田市に開発していた出力5.2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)が完成したと発表した。同日、竣工式を開催した。

 三田市沢谷字南山にある、敷地面積10万9000m2の土地に立地する。

 1月9日に竣工前検査を終え、2月8日に売電を開始していた。年間発電量は、580万kWhを見込んでいる。

 上海電力は、1882年に設立され、130年以上の歴史がある国営系の大手電力会社である。国有の国家電力投資集団公司(SPIC)の傘下にある。日本法人の上海電力日本は、2013年9月に設立され、日本の提携企業と共同でメガソーラーの開発を手掛けている。

 2014年5月に、大阪市にある出力2.4MWの「大阪市南港咲洲メガソーラー発電所」が稼働しており、三田市のメガソーラーは2カ所目の稼働となった。三田市のメガソーラーでは、施工の最盛期には、250人の作業員が従事したとしている。

 このほか、福島県西郷村、栃木県那須烏山市、茨城県つくば市、大阪府四條畷市などの案件を開発している。