協業の枠組み
協業の枠組み
[画像のクリックで拡大表示]

 日本システムウエアとNTTデータは2017年3月14日、医療関連分野のIoT(Internet of Things)ビジネスに関して協業することを発表した。日本システムウエアのIoTシステム構築技術とNTTデータの医療関連分野の業務ノウハウや営業力を融合し、医療関連企業のIoTビジネス推進を支援する。

 日本システムウエアは2013年から、IoTサービスを構築するための専用クラウドプラットフォーム「Toami」を展開中。ノンプログラミング開発基盤を提供することで開発効率向上やコスト削減を可能とし、収集したデータの見える化や機器制御、データ分析が可能なサービスを提供している。

 一方、NTTデータはヘルスケア事業部で、レセプトオンライン請求や地域医療連携ネットワーク、医療クラウドサービスを展開中。医療現場に求められるセキュリティーに配慮した業務改善や、医療機器の故障検知・予防保全・検査情報を活用した診断支援などのビジネスも検討している。

 今回の協業では、医療関連企業とのコーディネートをNTTデータが担い、Toamiを活用したIoTシステムの構築を日本システムウエアが支援する。ワンストップでの支援を通じ、ニーズに合致したIoTサービスを提供するという。