山口銀行と常陽銀行は3月13日、山口県に開発中の出力11.8MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)に対し、プロジェクトファイナンスを組成したと発表した。
メガソーラーは、山口県柳井市阿月(あつき)に立地する。ゴルフ場跡地を活用した。発電事業者は、合同会社岩国ソーラー(東京都港区)となる。
融資は、山口フィナンシャルグループの基幹システム共同化参加行(Chance地銀共同化行)の5銀行による協調融資(シンジケートローン)となる。
主幹事行は、同グループの山口銀行が務める。常陽銀行のほか、百十四銀行、十六銀行、南都銀行が融資に参加している。
同日に契約を締結した。融資の合計額は45億円となっている。
この基幹システム共同化参加行では、再生可能エネルギーなど地域経済の活性化に資するインフラ投資を促進している。再エネの大規模発電事業に対して、Chance地銀共同化5行のみでシンジケートローンを組成するのは初の試みとなる。