ドコモ・ヘルスケアは2016年3月10日、リストバンド型活動量計「ムーヴバンド3」を発表した。2014年1月に初代の「ムーヴバンド」、同年6月に2代目の「ムーヴバンド2」を発売して以来、およそ1年9カ月ぶりの新製品となる。

ムーヴバンド3。左からシルバー、ブラック、シャンパンゴールド。スマートフォンの専用アプリで詳細なデータを確認できる
ムーヴバンド3。左からシルバー、ブラック、シャンパンゴールド。スマートフォンの専用アプリで詳細なデータを確認できる
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 発売日は2016年3月25日。販売チャネルは全国のドコモショップや家電量販店、ドコモオンラインショップなどの通販ショップを予定。価格はオープンだが、ドコモオンラインショップでは1万3800円(税抜き)で取り扱う。カラーはベーシックなシルバー、ブラックのほか、女性や若い世代を意識した華やかなシャンパンゴールドを加えた全3色。

 Bluetooth Low Energy(Bluetooth 4.0)により、iOS 8/Android 4.4以上搭載のスマートフォンと接続し、専用アプリ「WM(わたしムーヴ)」「からだの時計 WM」によって採取データを閲覧できる。また、単色有機ELディスプレイを搭載したことにより、本体上でも簡単なデータチェックができるようになった。

単色有機ELディスプレイを搭載。歩数表示などが可能
単色有機ELディスプレイを搭載。歩数表示などが可能
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 発表会では、ドコモ・ヘルスケア 代表取締役社長の和泉正幸氏が挨拶に立ち、「一般的に活動量計はアスリート向けをイメージするかもしれないが、ムーヴバンド3は広く日常生活の中で使ってもらうことを想定している」と製品の狙いを語った。和泉氏によれば、ムーヴバンドシリーズの累計販売台数は6万台。これまでのユーザーのフィードバックをもとに改良を重ね、デザイン、装着感、軽さ、素材などに「徹底的にこだわった」(和泉氏)とする。

ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長の和泉正幸氏
ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長の和泉正幸氏
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