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食品廃棄物を嫌気発酵してガス発電、JR東日本とJFEが合弁

  • 工藤宗介=技術ライター
  • 2017/03/10 20:26
  • 1/1ページ
食品リサイクルの流れ
(出所:JR東日本)
[画像のクリックで拡大表示]
食品リサイクル施設の完成イメージ
(出所:JR東日本)
[画像のクリックで拡大表示]

 東日本旅客鉄道(JR東日本)と東日本環境アクセス(東京都台東区)は3月7日、JFEエンジニアリング(東京都千代田区)、JFE環境(横浜市)と共同出資し、「Jバイオフードリサイクル」を設立したと発表した。JR東日本の駅ビルやエキナカから発生する食品廃棄物を、再生可能エネルギーとして利用する。

 新会社では、食品リサイクル施設を建設し、食品廃棄物を発酵槽で嫌気処理してバイオガス(メタンガス)を発生させガスホルダーに貯める。それをガスエンジン発電設備の燃料に使い電気を生み出す。食品廃棄物は再エネの1つであるバイオマスで、カーボンニュートラル(炭素中立)を適用され、温暖化対策となる。

 発電電力は、固定価格買取制度(FIT)を活用して売電するほか、排熱の一部を施設内で利用する。新会社の本社は横浜市、資本金は6000万円。出資比率はJFE環境56%、JR東日本17%、東日本環境アクセス17%、JFEエンジニアリング10%となる。

 食品リサイクル施設の処理能力は1日あたり最大80t。発電設備の定格出力は1.8MWとなる。年間発電量は約1100万kWhを見込み、これは一般家庭約3000世帯分の年間使用電力量に相当する。CO2削減効果は年間5500t。設計・施工はJFEエンジニアリング。2017年5月に着工し、2018年8月から営業運転を開始する。

 JR東日本によると、駅ビルやエキナカなどから発生する食品廃棄物は、脂分や塩分、包装などの混入が多く、飼料化や肥料化による有効利用に限界があった。微生物の働きによって可燃性ガスを取り出すことで再資源化と温暖化対策につなげる。

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