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HOMEエネルギー > 報告書まで自動化したドローンによる太陽光点検、40サイトが活用

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報告書まで自動化したドローンによる太陽光点検、40サイトが活用

  • 加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
  • 2017/03/03 20:14
  • 1/1ページ
赤外線カメラを搭載したドローン
(出所:日経BP)
[画像のクリックで拡大表示]
サービスの概要
(出所:日経BP)
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パネル内で1列のセルが過剰に発熱している例
(出所:日経BP)
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ストリング全体が過熱している例
(出所:日経BP)
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 環境・エネルギー向けのIT関連サービスを手掛けるエナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)は、PV Expo(太陽電池展)2017(3月1日~3日開催)において、無人小型飛行体(ドローン)を活用し、太陽光パネルの不具合を発見するサービス「DroneEye(ドローンアイ)」を出展した。

 赤外線カメラを搭載したドローンを飛ばし、上空から太陽光発電所内のすべての太陽光パネルの熱分布画像を撮影する。その画像から、不具合を生じた可能性のあるパネルを特定し、発電事業者、O&M(運用・保守)サービス事業者などの顧客に報告する。

 こうしたドローンの活用で熱分布画像の撮影を効率化する取り組みは、多くの企業が手掛け始めている。

 同社の特徴は、さらに、撮影したデータから不具合が生じた可能性が高いパネルを特定し、そのパネルの位置、想定される不具合の内容までまとめた報告書の作成まで効率化した点にある。

 この「後工程」の作業のうち、特に不具合パネルの特定は、一般的に、人手に頼っている場合がほとんどで、手間と時間を要している。上空から撮影した熱分布画像が、発電所のどの場所を撮影したものなのかを特定するのに手間がかかるからだ。

 同社では、クラウドコンピューティング上において、これらの作業を自動化した。ICT(情報通信技術)関連企業と共同開発することで実現した。

 DroneEyeのサービスでは、出力約2MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)における赤外線カメラによる検査は、15~20分程度で可能としている。

 すでに、約40カ所の太陽光発電所がサービスを活用しており、パネルの過剰な発熱やストリング(太陽光パネルを直列・並列で接続する単位)全体の不具合などを発見し、発電機会のロスの最小化に寄与するという。

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