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HOMEエネルギーメガソーラー > 鹿児島で蓄電池併設型の太陽光、余剰電力は夜間に売電

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鹿児島で蓄電池併設型の太陽光、余剰電力は夜間に売電

シュナイダーの兼用PCS、米Aquion Energy社の水性ハイブリッドイオン蓄電池を採用

  • 加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
  • 2017/02/28 10:29
  • 1/1ページ
設置されたPCSと蓄電池
(出所:シュナイダーエレクトリック)
[画像のクリックで拡大表示]

 フランスの重電大手の日本法人、シュナイダーエレクトリック(東京都港区)は2月27日、鹿児島県にある蓄電池併設型の太陽光発電所に、パワーコンディショナー(PCS)を設置したと発表した。

 太陽光発電出力が122.4kW、蓄電池の容量が252kWhの太陽光発電所「EIWAT SOLAR STORAGE I」(エイワット ソーラー ストレージ ワン)で、1月30日に九州電力への売電を開始した。

 蓄電池は米Aquion Energy社の水性ハイブリッドイオン(AHI)型で、非爆発・不燃性の蓄電池としている。同社製蓄電池を取り扱うRE-ENERGY(大阪市中央区)が設置した。電解液は、塩水だという。

 日中は、太陽光発電電力を売電しながら、余剰電力分を蓄電池に充電する。夜間は、日中に充電した電力を売電しており、より多くの売電が可能としている。

 シュナイダーが納入したPCS「Conext XW+」は、太陽光発電と蓄電池用を1台に集約した機種で、太陽光発電電力を直流のまま蓄電池に貯められ、変換ロスが少なく、効率的に充放電できるとしている。

 このPCSを9台のほか、最大出力点(MPPT)制御デバイスを24台設置したという。PCSと蓄電池ともに、日本では初めて導入された製品だとしている。

 住宅やオフィスで使用される単相や、工場やビルで利用される三相という、2種類の電力系統に対応できるシステムで、今回の設置を機に、10kW未満の太陽光発電システムの余剰買取期間終了やZEH(ゼロエネルギーホーム)で見込まれる、太陽光発電と蓄電池を併設したシステムの需要を取り込む意向がある。

 また、無制限・無補償の出力抑制が接続条件となった太陽光発電所で効率的に売電したい発電事業者のほか、公共施設やデータセンターなど、非爆発・不燃性などの要求が高い施設にも拡販したいとしている。

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