センサー関連の商品開発・販売を手掛けるオプテックス(滋賀県大津市)は、太陽光パネルと蓄電池を内蔵した屋外通路用センサー調光型LED照明を3月1日に発売すると発表した。事業所・施設の敷地内通路や側道など、電源を確保しにくい屋外通路への設置を想定する。
光源は白色LED。出力5Wの太陽光パネルと7.2V3000mAhのチタン酸Liイオン蓄電池を内蔵する。蓄電池の期待寿命は約15年。人の通行時に点灯するほか、災害時などに安全に避難するための非常用照明の役割を担う。希望小売価格は9万8000円(税別)。販売目標は、初年度4000台。
通路の形状に合わせたバー状の屋外照明で、足元だけでなく最大20m先まで照らせる。道路の形状に合わせて可変できるため、直線路だけでなく見通しの悪い曲がり角でも無駄なく照らせるという。
センサー検知エリアは道に沿って広く、通行者を素早く検知できる。人のいるときには左右先端の赤色LED(注意ナビ灯)が点灯して注意喚起する。
照射角度は120度×90度。保護等級IPX5の防噴流型。壁面や屋外ポールに設置する。本体色はシルバー。本体寸法は幅460×高さ278×奥行き146mm、重さは約2.5kg(本体、太陽光パネルユニット含む)。
100V電源タイプも発売し、こちらは希望小売価格は3万5000円。