harmoアプリの画面例
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二次元コードを撮影して薬を登録
二次元コードを撮影して薬を登録
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 ソニーは電子お薬手帳サービス「harmo(ハルモ)」について、スマートフォンだけで薬の記録と閲覧が可能な「スマホ向けライト会員サービス」を2017年2月20日に開始した(ニュースリリース)。

 harmoは非接触ICカード技術「FeliCa」を採用したソニーの電子お薬手帳。患者は加盟薬局などの端末に専用カードをかざすだけで、薬の情報を開示・記録できる。カードと連動する専用スマホアプリを使えば、薬の情報や履歴の閲覧、家族との情報共有も可能だ。

 今回のサービスでは、加盟薬局が近くにないサービス未導入の地域でも、スマホアプリ単体でharmoを利用できるようにする。薬局で薬とともに提供される薬剤情報提供書などに印刷されている二次元コードをスマートフォンで撮影するだけで、薬の情報や履歴を管理できるようになる。

 カード利用会員と同様に、履歴などのデータは個人情報と分離してデータセンターに保管。飲み忘れ防止アラーム機能やデータ復元などにも対応しており、後から加盟薬局でカードを発行してもらい、アプリとカードを併用することもできる。