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太陽光のO&M事業者向けに、業界初の「総合補償」、長崎の企業が提供

2017/02/17 19:00
加藤 伸一=日経BPクリーンテック研究所
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栃木県のメガソーラーにおけるO&Mの様子
(出所:日経BP)
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 太陽光発電関連を手がけるイワテック(長崎市)は2月16日、O&M(運用・保守)事業者向けの総合補償制度「メンテナンスPLUS」の提供を開始すると発表した。

 O&M事業者が、顧客の太陽光発電所のメンテナンスを手掛ける際に生じるリスクを軽減する。

 発電設備に不具合が生じた場合、その原因は、「製品起因」、「施工起因」、「メンテナンス業務瑕疵」などに分類できるが、この責任境界の判定や説明に関するO&M事業者の業務の負担が大きいという課題がある。また、その後の修補などに要する費用の負担も問題となる。

 今回のサービスは、こうしたO&M事業者のリスクを減らした上、発電事業者の収益の最大化に寄与する、太陽光業界初の総合補償制度という。

 例えば、発電設備が故障した場合、本体費用・工事費用を補償する。O&M事業者は、発電事業者と負担などを巡って交渉することなく、迅速に修理を決断できる。これによって、発電事業者の売電損失も最小限に抑えられる。

 海外メーカー製の太陽光パネルを採用している場合などで、製造元や販売元が経営破たんした場合でも、電気的・機械的な不具合に保険で対応可能となる「バックアップ補償」として利用できるとしている。

 自然災害についても、「フルカバー補償」を修理回数無制限にて対応可能としている。

 また、「年次点検」や「年次レポート作成」を専門チームが代行する。定期点検を外注できるようにすることで、O&M事業者の定期的な業務を軽減する。現地への出動の代行を含めた日常的な活動の外注化や、高圧案件の精密検査などの技術サポートにも対応している。

 さらに、万が一、発電設備の故障によって、売電が停止する期間が発生した場合、メーカー提供の発電量解析ソフトの試算結果に基づき、「逸失した売電額」に相当する金額を補償する。これらは年間限度額30万円、免責期間3日間などの条件を設定した上、適用する。

 電力会社による出力抑制時にも、「見舞金」を支払う。 この見舞金は、1回の抑制あたり最大10万円となる。

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