丸紅と、架台メーカーのネミー(東京都目黒区)は2月15日、低圧需要家および住宅向け太陽光発電システムの販売に関する業務提携に合意したと発表した。

 今回の合意により、両社はそれぞれの保有する販売網を統合する。ネミーは丸紅の提供する太陽光発電システムの販売活動を行い、丸紅は、太陽光発電システムを安定供給するとともに、販売網と販売規模を拡大する。

 ネミーは、空調・産業機器向けの架台の製造・販売から創業し、太陽光パネル向けの架台の製造・販売に加え、太陽光発電システムの販売にも乗り出していた。

 一方、丸紅は、メガソーラー(大規模太陽光発電所)の開発事業のほか、太陽電池の原料からパネルの販売まで国内外で展開している。昨年4月に、国内の住宅用太陽光発電システムの販売にも本格的に取り組むと表明していた。