「いちご世羅津口ECO発電所」
「いちご世羅津口ECO発電所」
(出所:いちご)
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 不動産・太陽光発電などのアセットマネジメントを手掛ける、いちごは2月13日、傘下の事業子会社である、いちごECO エナジー(東京都千代田区)が、広島県世羅町にメガソーラー(大規模太陽光発電所)を稼働したと発表した。

 太陽光パネルの容量が約2.54MWとなる「いちご世羅津口ECO発電所」で、 2万8423m2の敷地を賃借し、約9600枚のパネルを設置した。年間発電量は、約299万3000kWhを見込んでおり、これは一般家庭約830世帯分の消費電力に相当する。 買取価格は32円/kWh。

 EPC(設計・調達・施工)とO&M(運用・保守)サービスはJFEプラントエンジが担当する。太陽光パネルは、中国インリー・グリーンエナジー・ホールディング(265W/枚)製の多結晶シリコン型、パワーコンディショナー(PCS)は中国ファーウェイ製を採用した。 総事業費は約7億円。

 今回の稼働により、2017年2月11日現在で、いちごECO エナジーの運営する稼働済み案件は、累計で32件、約54MWとなった。また、確定しているプロジェクトを含めると、37案件で合計約116MWに達するという。