Fitbit Charge HR
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 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険と米Fitbit社は共同で、保険契約者の健康増進を支援する事業に着手する(pdf形式のニュースリリース)。その一環として、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の顧客に、Fitbit社製のウエアラブル端末を貸与することを検討する。

 両社は共同プロジェクトチームを立ち上げ、次のような取り組みを進める考え。(1)損保ジャパン日本興亜ひまわり生命保険の約3000人の社員を対象に、Fitbit社の企業向け健康増進プログラム「Fitbit Wellness」を2016年4月に導入する。燃焼カロリーや心拍数を測れるFitbit社製ウエアラブル端末「Fitbit Charge HR」などを配布するという。

 (2)健康保険組合と連携し、社員の健康情報とFitbit社製ウエアラブル端末で集める活動データから、疾病と活動データの因果関係を分析する。

 (3)一部の保険契約者にFitbit社製ウエアラブル端末を貸与。保険商品の開発につながる活動データを、契約者の同意のもとで収集する。

 損保ジャパン日本興亜ひまわり生命はSOMPOホールディングスの中核生命保険会社で、日本に約350万件の契約を持つ。「生命保険の提供を超え、人々の健康増進を支援する企業となる」(同社)ことを掲げている。